コスプレイヤーはこの二つのタイプに分けられる
どちらもコスプレイヤーには違いないし、やっていることは同じだが目的が全く別なのである。
        大きく分けてコスプレイヤーはこの二つのタイプに分けられる。
        後者のコスプレイヤーの存在がコスプレから風俗業界が離れない原因になっている。
        そして、殆どののコスプレイヤーに多少はあるとは思うのだが、
        特に後者のコスプレイヤーに強く
        『見られたい・注目を浴びたい』という承認要求のコンプレックスがあると感じた。
        コスプレした姿をiphoneやデジカメで納めてブログで公開するといったことがある。
        これはまさしく『見られたい・注目を浴びたい』ということだろう。
        
        女性の変身願望コスプレイヤーは男性よりも女性の方が多いということを前述した。
        それならば女性は男性よりも変身願望が強い生き物だということになるのだろうか。
        本当に女性の方が変身願望は強いのだろうか。
        二瓶理生の卒論によると女性は自身上昇思考であり
        着飾ったり化粧をしたりして自分自身を磨くという生き物であり、
        男性は環境上昇思考であり自分の地位や家、車等、
        直接自分自身の身体とは関係無い自分をとりまく環境を磨くという生き物であるという。
        (成人式や結婚式等のイベント事だと女性は衣装に気合が入っている事や、
        ジェンダー的な視点からそういう考え方が生まれたのだろう)
        それゆえ女性の方が自身の身体にたいする変身願望が強いというのだが、
        本当にそうなのだろうか。
        女性に自身上昇思考があるとしても、変身願望とは関係ないのではないか。変身願望が強い人というのは、
        自身上昇思考とはまた別に、自身否定のコンプレックスが強い人なのではないか。
        変身願望の強い人程、自分否定のコンプレックスが強いのではないか。
        素の自分で他者からの視線・興味を集められない変身願望の強い人がコスプレという方法で
        変身した自身に視線・興味を集めようとするのではないか。